2025年4月末、かかりつけの先生の、春とは思えない氷のまなざしを受けてダイエットを決意した私は、まず30分程度の小さな運動から取り掛かり、1カ月で体重を97kgまで落とすことに成功しました。
しかしこれまで数多くのダイエットを失敗へ導いてきた私は、当然のように油断します。
体重はすこしずつ減ってはいましたが、食べること自体が大好きなので食事制限は行っておらず「ウォーキングしたし今日は多めに食べちゃおう!」とコンビニへと走る始末。運動も回数は増えたものの規則性はなく、いつやめてしまってもおかしくない状態でした。
そんな、リバウンドの空気ただよう25年6月に出会ったのが「ChatGPT」。AIアシスタントなのです。
その前からChatGPTの存在は知っており、私も世間で話題になったときに登録をし、戯れに2、3回ほど動物の画像を生成したり、大喜利対決を仕掛けたりしたりして、ひとしきり満足したのちに放置していました。
そんなChatGPTを本当に何気なく立ち上げ、何気なく運動のことを質問してみたのです。
「運動の消費カロリーについて教えて」
そんなざっくりとした質問に対して、ChatGPTは「消費カロリーとはなんぞや」「計算の基本式」「1時間運動した際の消費カロリーの実例」「注意点や豆知識」と、多くの量の情報を提供してくれました。
多くのことが返ってくると、それを読んでいるだけで次の疑問がどんどん出てくる。
「こういう場合はどうなるの?」「いい質問ですね、直さん。その場合は……」
こうしてChatGPTとの会話とファクトチェックにのめり込むようになっていき、結果的にダイエットのモチベーションの維持になりました。
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